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<<   作成日時 : 2006/08/28 01:47   >>

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画像「パリ・テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られるドイツの巨匠、ヴィム・ヴェンダースが2004年に撮ったヒューマン・ドラマ「ランド・オブ・プレンティ」(米独、124分)。この映画は、ヴェンダースが米国のかかえている問題や病巣を描き、徹底した批判を繰り広げている。ヴェンダースがポリティカルな領域に踏み込んだのは本作が初めて。

物語は米国に生まれ、アフリカで育った少女ラナ(ミシェル・ウイリアムズ)が亡くなった母の手紙を伯父ポール(ジョン・ディール)に届けるため、イスラエル・テルアビブ空港からロサンゼルスへと10年ぶりの帰国を果たす。伯父と再会したラナは、一緒に米国横断の旅に出かけることになるのだが……。

画像さて、ここで本作をストーリーの構成にしたがって振り返ってみよう。まず、序盤だがポールとラナの説明が行われる。ポールは自称母国警備員。現在の米国の問題がポールに集約されている。愛国主義者で9.11以降、テロリズムに神経をピリピリさせている。ロサンゼルス空港で、怪しげなアラブ人を発見しては、必要以上の警戒心をいだく。またベトナム戦争の後遺症をもち、たびたび悪夢にさいなまれる。一方、母の手紙を渡すため伯父を捜しに帰国したラナは伝道所でボランティアの仕事を始める。同所で宣教師の「主は貧しいものを愛していた」などと布教を受けたラナ。米国にある格差社会というものが、この映画の主題の一つでもある。ポールが強烈なキャラを有するのに対し、ラナの性格はシナリオの掘り下げ不足、もしくは役者の技量不足なのか、いま一つ胸に響いてこない。ただ、屋上でラナがダンスをするシーンは、「ベルリン・天使の詩」のように美しく幻想的な場面で感動的だ。

画像


中盤に入り、ポールが監視していたアラブ人がストリートで射殺されるという事件が発生する。ポールはアラブ人が出入りしていた化学会社など独自の捜査を開始する。偶然、再会した姪のラナから被害者は「故郷は国ではなく民族である」と言っていたハッサンであるとの情報を受ける。また、ポールは部下のジミーに「米国にとって俺たちは必要」との自信を示し、テロリストに対する戦いの決意を鮮明にする。これは、裏を返せば、世界にとって米国は必要ということを風刺したかったのだろう。そして、ハッサンの遺体を彼の兄に届け、さらに事件の真相を解明するため、ポールとラナの2人はトロナの町へと車で向かう。

途中、ポールはラナに「俺たちはベトナム戦争で勝ったんだ。消もうしきって、ボロボロになったけど」と言う。これは、米国の思い上がりを表現したというべきだろう。車上には星条旗をかかげている。「パリ・テキサス」や「10ミニッツ・オールダー」などでも星条旗が出てくるシーンがあった。ヴェンダース映画のいつもの象徴的手法である。

画像終盤ではトロナの町のできごとを中心に描かれている。燃え尽きた車両や廃棄車両などがあり、ここが本当に「ランド・オブ・プレンティ(豊かなる国)」アメリカなのかと思わせる。やがて、ポールは不審者2人を発見、追跡しアジトをつきとめる。そして、ドンキホーテさながらにアジトに突入する。やはり、ここが本作で最もこっけいでかつ重要な場面である。突入したものの、中には寝たきりの老婆しかおらず、また不審者2人が運び入れていた箱は荷造り用のものであることが判明する。つまり、ヴェンダースは米国の大量破壊兵器があることを大義名分にイラク戦争を始めたことを、このシーンを通じて主張したかったのだろう。実際にイラクには大量破壊兵器はなかった。徒労により焦燥しきったポールのアップの表情はとても印象的だ。

画像一方、ハッサンの兄ジョーに面会したラナ。家族の写真を見せられる。その後、ポールもやってくる。ジョーの話を聞いているうちに、ポールは、俺は今まで何を追ってきたのか、と痛烈に自己批判する。やがて、飲み屋で泥酔したポールはラナの宿泊しているモーテルを訪れる。そこで、またもやベトナム戦争の悪夢にうなされる。「機体を撃たれたぞ。脚をやられた」などと。相当インパクトのあるシーンである。翌朝、2人は大木の下で悪夢のことについて会話する。さらに、9.11のことに話がおよび、ポールは同事件以来、ベトナムの悪夢が戻ったと打ち明ける。他方、ラナは9.11でイスラエルにいた時、一般市民が歓声を上げたと述懐。それ以来悪夢を見るようになったとも。「殺された3千人以上の人の声が聞きたい。報復で人が殺されるのを望むのかを」。ここでは2人の人物像の違いを浮き彫りにしている。「目には目を」式の愛国心に裏打ちされたポールの考え方と平和主義者のラナの考えがよく表現されている。やがて、2人はニューヨークへ行き、世界貿易センターのツインビル跡地前にあるビル屋上から同地を眺める。ラナは犠牲者の声を聞こうと耳を澄ます……。

「ランド・オブ・プレンティ」はかつて、英国人の監督ジョン・シュレシンジャーが「真夜中のカーボーイ」で試みたように、ドイツ人ヴェンダースから見た米国批判の映画である。アメリカン・ドリームは姿を消し、悪夢というもう一つのアメリカン・ドリームがあるとヴェンダースは強調している。ただ、マイケル・ムーア作品のように直接的なものではなく、ドラマ形式で静かに反戦をうったえている…。しかし、それにしても低予算、短期間でこのような良質な映画が製作されたことは驚きである。また、相変わらずヴェンダースの音楽の使い方のセンスがいいことも確かだ。

[5段階評価]……☆☆☆☆☆

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2004年 アメリカ・ドイツ 124分 原題 Land of Plenty 監督 ヴィム・ヴェンダース 脚本 ヴィム・ヴェンダース  マイケル・メレディス 撮影 フランツ・ラスティグ 音楽 トム&ナクト 出演 ラナ・スウェンソン:ミシェル・ウィリアムズ    ポール・ジェフリーズ:ジョン・ディール    ヘンリー牧師:ウェンデル・ピアース    ジミー:リチャード・エドソン    シャーマン(教会を取りまとめる何でも屋の人):バート・ヤング    ハッサン:ショーン・... ...続きを見る
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コメント(35件)

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tbありがとう。
屋上のラナのダンスシーンは複数回出てきましたが、たぶんいつまでも心に残るシーンになるでしょう。

kimion20002000
2006/08/29 01:24
はじめまして。
ヴェンダースの愛を感じる珠玉の一本でした!TBありがとうございました。

trichoptera
2006/08/29 04:32
お早うございます。
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございました。
こちらからもコメントとトラックバックのお返しを失礼致します。

この作品は、反戦を主題としながらも、鑑賞する人に正面から突き付けるのではなく、多くの面で思考させる余韻を十分に感じさせる仕上りであり、また、少ない予算で短期間に作られた映画とは思えない、出演者の方々の演技とスタッフの皆さんの力が組合わされた素晴らしい一本であると思います。

また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
たろ
2006/08/29 08:53
>kimionさん、いつもありがとうございます。

この映画は、ヴェンダースのものとしては政治的な少し泥臭いものがあるのですが、屋上のダンスシーンはそれを少し緩和するようなファンタジーな場面、といった印象を受けました。
D.ギルモア
2006/08/29 23:20
>trichopteraさん、よーこそ、「シネ・ワン」の世界へいらっしゃいませ!!またTB&コメントありがとうございます。

この映画は、ヴェンダースのこれまでの作品とは少し異なり、政治的なメッセージおよびアメリカの病巣を追及した、という感じがしました。でも、おっしゃる通りヴェンダースのアメリカに対する愛や人間愛を感じさせる珠玉の一本であることは間違いありません。
D.ギルモア
2006/08/29 23:29
こんばんは、TBありがとうございました!
『セルロイドの英雄』管理人のKenです。
こちらからもお返ししようとしたのですがうまく行かず、コメントにて失礼します。
>マイケル・ムーア作品のように直接的なものではなく
アメリカ政府や企業を告発せんとしたムーア作品と比べて、この問題を個人レベルに落とし込んだところがこの作品に説得力を与えていたように思います。
また、ただアメリカの狭量さを断罪するのではなく、愚かさを緩やかに指摘した上で赦しのようなラストを用意しているのも良かったです。
Ken
2006/08/29 23:33
>たろさん、よーこそ、「シネ・ワン」の世界へいらっしゃいませ!!

この映画は、おっしゃる通り、余韻を十分に感じさせながら、アメリカとは一体何かを考えさせる作品ですよね。

それでは、またぜひ当ブログに遊びにきてくださいね!!
D.ギルモア
2006/08/29 23:36
>こんばんは、Kenさん、お久しぶりです。たしか、ウッディ・アレンの「カイロの紫のバラ」のとき以来ですよね。

ごめんなさい、NECとgooのブログの間にはシステム的に問題があるようで、ご迷惑をかけてすいません。

たしかに、この映画はムーア的な直接的なアメリカ批判ではなく、人間の感情にうったえるところが、ヴェンダースの骨頂ですよね。また、ラストシーンで2人がツインビルの跡地を俯瞰するのも何となくヴェンダース的というか、赦しを請うような感じがしていいですよね。

それでは、また遊びにきてくださいね!!
D.ギルモア
2006/08/29 23:55
TBありがとうございます。
確かに批判的な視点ではありますが、それと同時にヴェンダースが愛したアメリカという国への希望も伝わってくる温かい作品だったように感じました。何かのインタビューで監督は「アメリカの風景は、世界のどの風景とも違って見ているだけでスケール感が湧いてくる」と述べていましたが、この作品にも突き放されるような絶望感を感じないですよね。
「アメリカ、家族のいる風景」の後、監督はアメリカを離れて祖国に帰ったようですが、最後の2作品は対になってアメリカへの監督自身の思いが投影されたような作品になっているという印象でした。
テーマ曲が良かったですね。こちらからもTBお返しさせて頂きます。
lin
2006/08/30 07:32
こんにちは♪
TBありがとうございました。
ロード・ムービーが苦手だったはずの私ですが、この映画と「アメリカ家族のいる風景」を立て続けに見て、なかなかいいじゃないのと思い始めました。
それもきっとヴェンダースの視線の優しさのおかげかなと思います。
「パリ、テキサス」をこれから見る予定です。
ミチ
2006/08/30 10:32
初めまして、こんばんは!
TB&コメントありがとうございました!

現代のアメリカが抱えている社会問題、
病んでいる精神を描き、
徹底して批判を繰り返しており、
穏やかな優しさの中にも辛口な内容でした。
でも、そんなアメリカを見捨てることのできない、
ヴェンダース監督の愛国心が溢れているんですよね。

今後もどうぞ宜しくお願いいたします!!
伽羅
2006/08/30 17:20
>linさん、いつもお世話になります。

ほんとに、この映画でヴェンダースのアメリカに対する愛情が伝わってきますよね。今後、彼のアメリカ観がどのように変遷していくのか、興味のあるところです。またテーマ曲「豊かなる国」がタイトルとしては風刺めいているのですが、音楽的には「パリ・テキ」と同様、最高だったと思います。

それでは、またぜひ当ブログに遊びにきてくださいね!!
D.ギルモア
2006/08/30 23:09
>ミチさん、コメントありがとうございます。

ヴェンダースのロード・ムービーってほんとにいいですよ。特にオススメは「都会のアリス」や「さすらい」などです。「パリ・テキ」は究極のホーム・ドラマ的ロード・ムービーです。今度、ご覧になったら、ぜひ当ブログにコメントを寄せてくださいね!!
D.ギルモア
2006/08/30 23:16
>伽羅さん、よーこそ、「シネ・ワン」の世界へいらっしゃいませ!!また、TB&コメント感謝です。

おっしゃる通り、この映画はアメリカを愛するがゆえに、その病巣に真っ向から取り組んだヴェンダースの姿勢がうかがわれました。ところで、貴ブログでウッディ・アレンの映画を取り上げられていたと思いますが、ぼくも彼の映画の大ファンです。

それでは、また当ブログにぜひ遊びにきてくださいね!!
D.ギルモア
2006/08/30 23:24
はじめまして。TBありがとうございます。
私もヴェンダースが大好きす。この映画は去年見ましたが、D.ギルモアさんの記事を読みながら映画を思い出して「やっぱりヴェンダースはいい!」と感じました。
過去の記事を拝見しましたら、私が好きな映画がいくつか取り上げられていたので、また遊びに来たいと思います。よろしくお願いします。
mari
2006/08/31 09:27
D.ギルモアさん、初めまして。
TBとコメント、ありがとうございます。
今頃のコメントでごめんなさい。

>英国人の監督ジョン・シュレシンジャーが
>「真夜中のカーボーイ」で試みたように
わたしはようやく、つい先日「真夜中のカーボーイ」を観たのですが、
仰るように、どちらも直接的ではない分、登場人物の姿形や台詞を借りて、心に深く染み入り、生きていくような気がします。
悠雅
2006/08/31 09:42
こんにちは★
トラックバック&コメントありがとうございました。
お伺いするのが遅れて申し訳ないです。

この作品を観た時、同時多発テロが起こった日、自分が何をしてたかを思い出しました。

扱いにくいテーマでしたが、メッセージも押し付けがましくなく、なんだか凄く優しい気持ちになれましたね。

ヴェンダース監督、良いですね。
ホカの作品も是非とも鑑賞したいと思いました。

トラバ返しは後ほど必ず・・・。
気長にお待ちください。
マイコ
2006/08/31 11:22
>mariさん、よーこそ、「シネ・ワン」の世界へいらっしゃいませ!!また、TB&コメント感謝です。

ヴェンダースの映画は、「ランド・オブ」以外では、「パリ・テキ」や「ベルリン」「都会のアリス」「ハメット」などの作品が気に入っています。

それでは、またぜひ当ブログに遊びにきてくださいね!!
D.ギルモア
2006/09/01 00:12
>悠雅さん、よーこそ、「シネ・ワン」の世界へいらっしゃいませ!!また、TB&コメント感謝です。

「真夜中のカーボーイ」をご覧になったのですか。これは、たしかに英国人シュレシンジャーがアメリカとは何なのかをやんわりと批判した映画です。同様に「ランド・オブ」もドイツ人ヴェンダースが間接的、かつ叙情たっぷりにアメリカって一体、なんなんだということを主張した映画だと思います。あと、ヴェンダース作品では「パリ・テキ」や「ベルリン」「都会のアリス」などがオススメです。

それでは、また当ブログにぜひ遊びにきてくださいね!!
D.ギルモア
2006/09/01 00:35
>やあ、マイちゃんおひさ!!

たしかに、この映画を見ていると、9.11が思い出されますよね。そして、その時自分が何をしていたかということも。マイケル・ムーア作品のように直接的で押し付けがましくなく、さすがヴェンダース、職人芸といった感じがしました。彼の昔の作品には哲学的というか、何か気負った部分が感じられたのですが、年齢を重ねるうちに、ヴェンダースは人間的に丸くなったのか、作品も分かりやすくなったのでは、といった印象ももちました。

トラバ、気長にお待ちしておりまする。(泣)
D.ギルモア
2006/09/01 00:49
TB&コメントありがとうございました。
ヴェンダースはこんなにシンプルな映画は久々なのではないでしょうか。
非常にストレートに政治的な映画は初めてでしょうね。
それでもマイケル・ムーアのようにならないのは彼の才能であり愛情でも
あるのかもしれませんね。
そういうことを含めて「アメリカ映画」を撮ってやるという風に感じました。
私はミシェル・ウイリアムスが可愛くて好きになってしまいました。
おバカですいません(笑)
rabiovsky
2006/09/02 00:40
>rabiovskyさん、こんばんは!!いつもお世話になります。

たしかに、この映画は従来のヴェンダース作品とは異なり、彼なりの政治的なメッセージを送ったという意味で新たな境地を開拓した、ということが言えるかもしれません。マイケル・ムーアの映画、またはどこかの政党みたいに「批判のための批判」でなく、アメリカが好きなゆえに前向きで建設的な米国批判と考えてもいいようです。

ミシェル・ウイリアムスですが、いかにも少女少女した感じでイノセントな役柄ですが、ラストの「耳を澄まそう」というところに、ヴェンダース&もう1人の脚本家の考え、「もう一度アメリカを考え直してみよう」といった意思が読み取れました。

それでは、また遊びにきてくださいね!!
D.ギルモア
2006/09/02 01:50
D.ギルモアさん。
TB&コメントありがとうございましたぁ!
ヴェンダース監督が想い描く「アメリカ」の実情をカメラと言う“フィルター”を通して巧みに描き出した良作でしたねぇ。
次作の「アメリカ、家族のある風景」。
これもまた、彼の減点回帰的な作品で非常に楽しめましたぁハハ
>音楽の使い方のセンスがいい
特にタイトルにもなっている【レナード・コーエン】が最高っすぅ♪
ではではぁ〜!!
purple in sato
2006/09/02 09:48
こんにちは、「ヒューマン=ブラック・ボックス」のjamsession123goです。
ブログにTBありがとうございました。
ヴェンダースは好きな監督です。
この映画は映画館では見落としたので、DVDで観ましたが、やっぱり、映画館で観ておく映画ですね。
それが残念でした。
jamsession123go
2006/09/02 12:03
>purple in satoさん、いつもお世話になります。

この映画はたしかに、アメリカの実情をカメラが巧みにとらえた作品ですよね。「アメリカ、家族のある風景」は未見ですが、またDVD化されたら見てみたいと思っています。今から楽しみです。

それと、ヴェンダースの音楽の使い方ですが、昔から気に入っています。例えば、「ベルリン〜」の重厚なクラシック音楽風のものや、「パリテキ」で、テキサスの乾いた風土にマッチしたライ・クーダーの音楽などです。「ランド・オブ」でも主題歌は最高でしたよね。あと、「欲望」の記事を読んでいただいてありがとうございました。

それでは、またぜひ遊びにきてくださいね!!

D.ギルモア
2006/09/02 13:57
>jamsession123goさん、よーこそ、「シネ・ワン」の世界へいらっしゃいませ!!またTB&コメント感謝です。

ヴェンダース監督作品ってほんとにいいですよね。「ベルリン」や「パリテキ」「都会のアリス」「ハメット」などが大好きです。

それでは、また当ブログに遊びにきてくださいね!!
D.ギルモア
2006/09/02 14:11
D.ギルモアさん、TB、感謝です♪

ヴェンダースはアメリカ大好きではあるものの、
やっぱり根は異邦人なので、
シビアさに関しては今一つ現実的では無いかもしれません。
ポールは“病的”ではあるものの、病気ではないので気が付く事が出来た。
でも、アメリカには「完璧に病気な人」も多いですからねぇぇ(苦笑)。
ただ、仰る通り、
低予算と限られた時間でこれだけクオリティの高い作品を撮るとは、
さすがにヴェンダースだと感心させられたです。
カゴメ
2006/09/04 13:09
ひゃああああーっ!!
間違って違う作品をTBしちまいましたっ!
どうぞ消去してくらさいませ。
お手数お掛けしてすみませんーっ!!!
カゴメ
2006/09/04 13:11
>カゴメさん、こんばんは。おひさ&毎度です。

ヴェンダースは、異邦人であるがゆえに、アメリカの現実に厳しく対峙できないのかもしれませんが、逆にアメリカを客観視できるメリットがあるのではないかと思ったりなんかします。

ところで最近、スピルバーグの「ミュンヘン」を見たのですが、全然面白くも何ともありませんでした。マイケル・ムーアの作品もそうですが、この手の映画は、ヴェンダースやオリバー・ストーンの方が映画的に見て数段上であるといった感を強くしました。

P.S.「ファイアーウォール」のTB消去しておきましたんで。
それでは、またなんか書いたら、そちらのブログに遊びにいきますんで、よろしくたのんまっせぇ〜!!(ホンマかいな?)
D.ギルモア
2006/09/04 23:28
こんにちは☆
コメント&TBありがとうございました〜!
9・11後のアメリカに生きる人々の心や内面を描いた作品として心に残る作品ですね。
ポールの心の痛みが顕になるシーンは観ていて非常に切ない気持ちを覚えました。
ヴィム・ベンダースが撮りたかったテーマを明確に捉えた良作でした♪
orange
2006/09/09 17:22
orangeさん、こんばんは。おひさ&毎度です。

この映画は、9.11以降、おかしくなったというか必要以上にナーヴァスになった米国民を代表するポールと、犠牲者の気持ちを直接聞いてみたいというイノセントで平和主義者のラナのキャラ、人物設定の対比が実に見事だったと思います。この2人の人物像を通して、ヴェンダースは「もう一度、アメリカのことを、全世界の人が考え直してみようよ」といったことが、主張したかったのではないかと考えられます。

それでは、またぜひ当ブログに遊びにきてくださいね!!
D.ギルモア
2006/09/09 21:30
TB有難うございました。
愛があればこその米批判映画だと感じました。
ポールの姿に現在のアメリカを、ラナの姿に
監督が望む将来のアメリカの姿を投影し
アメリカに対する期待を感じた。
http://plaza.rakuten.co.jp/february4th/
YOSHIYU機
2006/09/10 21:06
D.ギルモア様、こちらにもお邪魔します。
TBさせていただきました。
この作品、私はラナの存在がとっても沁みました。屋上のシーンは素晴らしい、名シーンですね。いい女優さんだと思います。
ではでは。
真紅
2006/09/10 23:48
>YOSHIYU機さん、よーこそ「シネ・ワン」の世界へいらっしゃいませ!!またTB&コメント感謝です。

たしかに、ポールに現在のアメリカを、ラナに将来のヴェンダースが望むアメリカを投影させていますよね。

それでは、また当ブログに遊びに来てくださいね!!
D.ギルモア
2006/09/11 01:31
>真紅さん、こんばんは。

ラナの屋上でのダンスシーンは、唯一ファンタジックな映像でよかったですよね。
今度いつか、ヴェンダース作品で「アメリカ、家族のいる風景」を見るつもりです。
D.ギルモア
2006/09/11 01:45

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