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「ノーカントリー」
「ノーカントリー」 「ファーゴ」(1996年)や「未来は今」(94年)などの作品で知られる米国のジョエル&イーサン・コーエン兄弟が2007年にコーマック・マッカシーの小説「血と暴力の国」を映画化したクライム・サスペンス「ノーカントリー」(原題=No Country For Old Men、米、122分)。麻薬密売事件を発端に大金を手にした男と彼を追う殺人鬼、さらにその殺人鬼を追う保安官といった構図となっている。事件は何も解決しないぺシミスティックで、カタルシスのない内容だが、この作品は80年代以降の血と暴力に塗られ... ...続きを見る

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2008/08/17 23:12
「サイレントヒル」
「サイレントヒル」 幻想的で美しく哀愁をさそうホラー・ムービー「サイレントヒル」(2006年、米日加仏、クリストフ・ガンズ監督)。廃墟と化した不気味な街、サイレントヒルに足を踏み入れた母娘を想像を絶する恐怖が襲う。「バイオハザード」の制作者らが大ヒットゲームを映画化。幾分かの芸術性を感じさせる″お化け屋敷″映画だ。 ...続きを見る

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2008/07/20 00:10
「ラブソングができるまで」
「ラブソングができるまで」 「ノッティングヒルの恋人」や「おいしい生活」などの作品で知られるヒュー・グラントと「50回目のファースト・キス」などで知られるドリュー・バリモア主演のラブ・コメディ「ラブソングができるまで」(2007年、米、マーク・ローレンス監督、104分)。本作は元ポップスターの悲哀や再生を描いているが、理屈抜きで十分楽しめるラブ・コメの佳作だ。 ...続きを見る

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2008/06/22 13:05
「アメリカ、家族のいる風景」
「アメリカ、家族のいる風景」 名作「パリ、テキサス」の脚本家、サム・シェパード、世界で現役映画作家の最高峰に位置するヴィム・ヴェンダースが2005年に撮り上げたロード・ムービー「アメリカ、家族のいる風景」(独米、124分)。この映画は、家族のドラマを背景としながら、アメリカという国は何かを強く訴えている。また、S.シェパード本人や、「死ぬまでにしたい10のこと」のサラ・ポリー、「神に選ばれし無敵の男」「海の上のピアニスト」のティム・ロス、ジェシカ・ラングなど豊富な役者陣をそろえている。 ...続きを見る

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2008/05/12 00:45
「ナチョ・リブレ/覆面の神様」
「ナチョ・リブレ/覆面の神様」 「スクール・オブ・ロック」や「ホリデイ」などの作品で知られる米国コメディアン、ジャック・ブラック主演のプロレス・コメディ「ナチョ・リブレ/覆面の神様」(2006年、米、92分、ジャレッド・ヘス監督)。メキシコの修道院の孤児らを救うため、ジャックの覆面レスラーとしての奮闘振りを描く。世界的にコメディ映画の衰退化が目立つなか、この作品は本格的かつ正統的なコメディとしての希少価値がある。また、ジャックのコメディアンとしての才能、芸達者ぶりが遺憾なく発揮された作品だ。 ...続きを見る

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2008/05/07 00:20
「タロットカード殺人事件」
「タロットカード殺人事件」 米国映画界の才人、ウッディ・アレン監督が2006年の前作「マッチポイント」と同様、ロンドンを舞台に世界で注目度bPの女優、スカーレット・ヨハンソンをヒロインに起用して撮ったコメディ・タッチのサスペンス「タロットカード殺人事件」(英米、95分)。この作品は、前作に比べて重々しさがなくなり、またアレン自身も出演しており、軽妙洒脱な彼得意のギャグも随所に織り交ぜている。アレンがヨハンソンのため1年間かけて完成したシナリオだが、彼と彼女の迷探偵ぶりが、遺憾なく発揮された十分楽しめる映画だ。 ...続きを見る

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2008/04/01 01:06
「プロヴァンスの贈りもの」
「プロヴァンスの贈りもの」 「エイリアン」「ブレードランナー」「キングダム・オブ・ヘブン」などの作品で知られる英国出身の監督、リドリー・スコットが2006年に撮ったドラマ「プロヴァンスの贈りもの」(米、118分)。この映画は美しい情景のあふれた南フランス・プロヴァンスを舞台に、ピーター・メイルの同名小説を、彼の親友であるR,スコットがラッセル・クロウを主演に迎えて映画化した。都会の喧騒を離れて、南仏の片田舎で過ごすスローライフが素晴らしい意味をもっている。同所で愛する女性に出会い、そして人生を見つめ直すクロウの姿が、現代人... ...続きを見る

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2008/03/23 22:41
「パリ、ジュテーム」
「パリ、ジュテーム」 「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コイシェや、「ファーゴ」などのコーエン兄弟、「グッド・ウイル・ハンティング」などのガス・ヴァン・サント、「アバウト・シュミット」のアレクサンダー・ペインなど世界の18人の映画作家がパリ20区のうち18区を舞台に約5分の枠で撮り上げたオムニバス映画「パリ、ジュテーム」(2006年、仏独など、120分)。プロデューサーは「アメリ」のクローディー・オサール。さまざまな切り口からパリとは、人間とは、愛とは何かなどをテーマにしている。同年のカンヌ国際映画祭の「あ... ...続きを見る

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2008/03/02 20:30
「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」
「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」 「ビデオドローム」や「ザ・フライ」「イグジステンズ」などの作品で知られるホラー映画界の鬼才、デイヴィッド・クローネンバーグ監督が2002年にメガホンをとった異色サスペンス「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」(仏加英、98分)。この映画は、心療刑務所を出所した男が中間施設での生活を通して、人間の記憶とは、人間の存在とはなどのテーマを追求している。 ...続きを見る

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2008/02/18 02:15
「善き人のためのソナタ」
「善き人のためのソナタ」 旧東ドイツの監視社会を描いた映画「善き人のためのソナタ」(原題:他者の人生、2006年、独、138分)。2006年のアカデミー外国語映画賞やNY批評家協会賞などを受賞。監督は弱冠33歳の新鋭フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。本作では、ファシズムともいうべき旧東独社会の問題性、その中で芸術というツールを通して真の人間性に目覚める1人の人間を通して社会的救済を提示している。 ...続きを見る

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2008/02/03 23:36
カフカの「城」
カフカの「城」 チェコの不条理文学作家、フランツ・カフカの小説を忠実に映像化した「カフカの『城』」(1997年、オーストリア・ドイツ、125分)。監督は国際映画賞で高い評価を受けている現代オーストリアの巨匠、ミヒャエル・ハネケ。物語は測量技師のK(ウルリヒ・ミューエ)が雪深い村に到着するところから始まる。Kは同村の城から招かれて来たのだが、城と連絡を取ろうとしても、なかなか取れない。さまざまな手段で城を目指すものの、村で足止めをくらう。村で生活を始めるが、怪しげな人物らがKを取り囲む。役人の典型的な村長、助手と... ...続きを見る

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2008/01/20 22:48
「RENT/レント」
「RENT/レント」 ブロードウェイのヒット・ミュージカルを2005年に映画化した「RENT/レント」(米、135分、クリス・コロンバス監督)。本作は80年代末のニューヨーク・マンハッタンを舞台に、レント(家賃)も払えない貧しい芸術家の卵たちがドラッグやエイズという問題に直面しながらも夢や希望を綴(つづ)る青春群像劇だ。軽快なダンスナンバーやバラッド、ロックなど多彩なジャンルの歌が繰り広げられる。 ...続きを見る

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2008/01/04 00:39
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」 朝鮮戦争を痛烈に批判した「M★A★S★H」や、ハリウッド映画界の内幕を暴いた「ザ・プレイヤー」などの作品で知られる米映画界の鬼才、ロバート・アルトマン監督が2006年に撮ったドキュメンタリータッチのドラマ「今宵、フィッツジェラルド劇場で」(米、105分)。この映画は、4300万人が聴くという米人気ラジオ番組「プレイリー・ホーム・コンパニオン」の同劇場における公開生放送および舞台裏を活写している。出演者も豊富で、「マディソン郡の橋」のメリル・ストリープや「逃亡者」のトミー・リー・ジョーンズらが顔を... ...続きを見る

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2007/11/25 17:00
「あなたになら言える秘密のこと」
「あなたになら言える秘密のこと」 名作「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コイシェ監督と女優サラ・ポリーのコンビによるヒュマーンドラマ「あなたになら言える秘密のこと」(原題=The Secret Life of Words、2005年、スペイン)。この映画は暗い過去を背負った人間が、どのようにして未来に希望を見出すのか、孤独なヒロインを通して描いている。またクロアチア紛争の悲惨さも浮き彫りにしている作品だ。 ...続きを見る

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2007/11/12 00:00
「ロッキー・ザ・ファイナル」
「ロッキー・ザ・ファイナル」 「ロッキー」の日本初公開から30年が経過した。シリーズ6作目となる「ロッキー・ザ・ファイナル」(2006年、米)。30年前に大阪・梅田の映画館で第1作を鑑賞したが、ファイナルは第1作を彷彿とさせて非常に懐かしい気分にさせてくれる。本作は第1作同様に、「イタリアの種馬」ロッキーことシルベスター・スタローンが脚本を書き、またメガホンも取った。世界中で一体、どれだけ多くの人がこのシリーズの映画を見たことであろうか。また、本作は第1作と完全につながっており、2作から5作までは完全に無視できたとしても、こ... ...続きを見る

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2007/10/10 01:51
「デジャヴ」
「デジャヴ」 「トップガン」や「ドミノ」などで知られる米アクション映画界の鬼才、トニー・スコット監督が2006年に撮ったSFタッチのサスペンス・アクション「デジャヴ」(米、127分、ブエナビスタ配給)。スコット監督の前作「マイ・ボディーガード」にも出演していたデンゼル・ワシントンが主演。デジャヴとは既視現象の意味だが、時系列を過去にさかのぼり、カーチェイスなどが繰り広げられる。正統派のアクション映画だ。 ...続きを見る

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2007/09/24 23:45
「ダイ・ハード4.0」
「ダイ・ハード4.0」 世界一運の悪いあの男が12年ぶりに帰ってきたー。ブルース・ウイリス主演「ダイ・ハード4.0」(2007年、米、129分、レン・ワイズマン監督)。今回はジョン・マックレーン刑事が、デジタル制御された全米のインフラ機能を襲うサイバーテロ集団の脅威に敢然と立ち向かう。携帯電話の使い方もおぼつかないアナログ人間のマックレーンだが、デジタル社会と化した現代における悪にどう挑むのか。第1作から19年振りの本作は社会背景が著しく異なっている。巻き込まれ型スペクタルとして当時、話題になりヒットした第1作に比べ、... ...続きを見る

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2007/08/14 16:17
「マッチポイント」
「マッチポイント」 米国映画界の才人、ウッディ・アレン監督が2005年、初めてロンドンで撮ったラブ・サスペンス「マッチポイント」(W・アレン脚本、124分)。英国上流社会を舞台に、欲望や愛憎が渦巻く人間関係の中で、キャッチコピー「愛に負けるか、欲望に勝つか。それでも人生は、運が決定するー」のように、運命に左右される人々の生き様を濃密、かつスリリングに描いている。ドストエフスキーの小説「罪と罰」を下敷きにしたような感じも見受けられる。現在、世界で最もセクシーな女優として評価されている新進気鋭のスカーレット・ヨハンソン... ...続きを見る

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2007/06/18 01:40
「タクシードライバー」
「タクシードライバー」 「ギャング・オブ・ニューヨク」や「アビエイター」などで知られる米映画監督、マーティン・スコセッシが1976年に撮ったロバート・デ・ニーロ主演のドラマ「タクシードライバー」(ポール・シュレイダー脚本、バーナード・ハーマン音楽、114分、コロムビア映画配給)。この映画は、屈折した心の持ち主である1人のタクシー運転手トラビスを通して、ベトナム戦争終焉直後の米国、大都市ニューヨークの孤独や狂気、暴力、退廃などを描き、米国暗部の病巣に肉迫した傑作だ。同年のカンヌ国際映画祭グランプリ、全米批評家協会賞などを... ...続きを見る

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2007/06/02 23:33
「16ブロック」
「16ブロック」 「ダイ・ハード」のブルース・ウィリス主演のアクション・ムービー「16ブロック」(2006年、米、101分)。この映画は、証人を裁判所に送り届けるニューヨーク市警の刑事の話で、まるで、クリント・イーストウッド主演・監督の「ガントレット」のような内容だ。監督は「リーサル・ウェポン」のリチャード・ドナー。 ...続きを見る

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2007/05/13 22:44
「ワールド・トレード・センター」
「ワールド・トレード・センター」 「プラトーン」や「7月4日に生まれて」「アレキサンダー」などの作品で知られる米社会派監督オリヴァー・ストーンが、2001年の9・11同時多発テロを題材に映画化したヒューマン・ドラマ「ワールド・トレード・センター」(2006年・米)。この映画は崩壊した世界貿易センタービルの下敷きになった2人の警察官の奇跡的な生還を実話に基づき、<人間の善行>といったものをストレートに描いた感動巨編だ。 ...続きを見る

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2007/04/17 23:52
「カポーティ」
「カポーティ」 「ティファニーで朝食を」や、「冷血」などの小説で知られる米国作家トゥルーマン・カポーティの半生を描いた「カポーティ」(2005年、米、ベネット・ミラー監督、114分)。徹底したリアリズムで描いたこの作品は、今日的にどのような意味があるのか。カポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンは、その独特な同性愛的演技により、同年のアカデミー主演男優賞を受賞した。 ...続きを見る

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2007/04/01 17:02
「ブロークン・フラワーズ」
「ブロークン・フラワーズ」 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」や「コーヒー&シガレッツ」などで知られる米国の才人、ジム・ジャームッシュ監督が2005年に撮ったヒューマン・ドラマ「ブロークン・フラワーズ」。中年男性がかつて愛した女性のもとを訪れるというロードムービーだ。 ...続きを見る

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2007/03/11 15:41
「ぼくの美しい人だから」(White Palace)
「ぼくの美しい人だから」(White Palace) スーザン・サランドン、ジェームズ・スペイダー主演のラブ・ストーリー「ぼくの美しい人だから」(原題=White Palace 1990年・米)。この映画は、年齢差や身分の差を乗りこえ、互いに真実の愛を見つけ出す、といった内容の話だ。グレン・サヴァンの全米ベストラー小説を映画化したもので、ルイス・マンドーキ監督がロマンティックに表現した大人の恋愛映画だ。 ...続きを見る

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2007/01/29 00:40
「ニューヨークの恋人」(Kate & Leopold)
「ニューヨークの恋人」(Kate & Leopold) メグ・ライアン主演のラブ・ファンタジー「ニューヨークの恋人」(原題=Kate & Leopold、2001年・米、ジェームズ・マンゴールド監督)。現代のおとぎ話といってもいいストーリーだが、劇中に出てくる恋愛論には共感がもてる。タイム・スリップのラブトーリーは元々好きで、かつて「ある日どこかで」という似たような映画があり、それは思わず切なくなるような傑作だった。この映画はメグ・ライアンによって元気を与えてくれる作品だ。 ...続きを見る

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2007/01/22 00:23
「天使のくれた時間」(The Family Man)
「天使のくれた時間」(The Family Man) ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ主演のラブ・ファンタジー「天使のくれた時間」(原題=The Family Man、2000年、米、ブレット・ラトナー監督)。多忙なビジネスマンが過去に戻って、別の選択肢の人生を体験するという話だ。そこで見たものは、愛のある本当の暮らしであることを知る。もう一度新たな人生を送れたら…、夢のあるファンタジーで、だれでもが一度思うことだ。アクションからシリアスなものまで幅広い演技に定評のあるニコラスと清楚な感じのするティアのコンビが絶妙だ。 ...続きを見る

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2007/01/15 01:02
「ユー・ガット・メール」(You′ve Got Mail)
「ユー・ガット・メール」(You′ve Got Mail) メグ・ライアン、トム・ハンクス主演、女流監督ノーラ・エフロンが1998年に撮ったロマンティック・コメディー「ユー・ガット・メール」(米、ノーラ・エフロン脚本、ジョージ・フェントン音楽、ワーナー映画配給)。ノーラ・エフロン三部作「恋人たちの予感」(89年、ロブ・ライナー監督)、「めぐり逢えたら」(93年)の中で最も好きな作品だ。ネット社会の中で知り合った一組の男女が織り成すラブストーリーは、ニューヨークの秋景色などを背景に美しく描かれている。それにしても、ノーラの脚本は上手であり、またメグのかれん... ...続きを見る

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2007/01/02 14:55
2006年シネマ・ベスト10
2006年シネマ・ベスト10 ...続きを見る

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2006/12/31 15:15
「シネ・ワン」リポート For Minority B
「シネ・ワン」リポート For Minority B  昨年11月ブログを開始してから1年が経過した。一年間で3万件以上のアクセスがあった。始めた動機は当時購入したパソコンNECからのすすめであった。ブログとはウェッブとログ(記録)の合成語であるらしい。当ブログの内容は欧米の名作映画を紹介するものだ。先月27日から再開した本紙文化欄にもその一部を掲載している▼ブログを始めて、さまざまな新しい発見があった。その一つは、日本全国および海外にいたるまで、全く知らない人とのコミュニケーションがもてるということだ。たとえば、床屋さんからはじまって主婦や、サラ... ...続きを見る

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2006/12/17 12:51
「シネ・ワン」リポート For Minority A
「シネ・ワン」リポート For Minority A 今月11月で当ブログは開設1周年を迎えた。約50本の映画を取り上げた。しかし、10月10日に映画レビュー「死ぬまでにしたい10のこと」を掲載してから、この1カ月半の間、何も更新していない。主たる理由は仕事が超多忙なためだ。5年間で8日間しか出勤せず給与2475万円をを受け取っていた元地方公務員、談合疑惑、いじめ問題などの取材、新聞のコラムの執筆などに忙殺されていた。 ...続きを見る

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2006/11/26 16:26
「死ぬまでにしたい10のこと」
「死ぬまでにしたい10のこと」 23歳の若さでがんを宣告されたヒロイン、アン(サラ・ポリー)の生き様を綴(つづ)ったヒューマン・ドラマ「死ぬまでにしたい10のこと」(原題=My life without me、2002年、106分、スペイン・カナダ、イザベル・コヘット監督脚本、ペドロ・アルモドバル製作総指揮、ナンシー・キンケイド原作、ジャン・クロード・ラリュー撮影、アルフォンソ・デ・ヴィラロンガ音楽)。この映画は、まるで黒澤明の「生きる」(1952年)のシチュエーションを意識したような作品となっている。死を目前にしたとき、人は... ...続きを見る

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2006/10/10 01:14
「ヘヴン」
「ヘヴン」 「トリコロール」三部作で知られるポーランド出身の名匠、クシシュトフ・キェシロフスキの遺稿シナリオを完全映画化したラブ・ロマンス「ヘヴン」(2001年、米英仏独、97分、シドニー・ポラック製作総指揮、トム・ティクヴァ監督、MIRAMAX配給)。この映画は、殺人犯の女囚と刑務官のラブ・ストーリーを描くことで真実の愛とは何かを追求している。また、全編に流れる特殊空撮システム「スペース・カム」を用いた映像が美しく、見るものに感動を与えてくれる。 ...続きを見る

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2006/10/01 23:22
「ゾンビ」(Dawn of the Dead)
「ゾンビ」(Dawn of the Dead) ゾンビ映画のパイオニア、名匠であるジョージ・A・ロメロ監督が1977年に撮った三部作の一つ「ゾンビ」(原題=Dawn of the Dead、米伊、140分)。第1作「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(68年)に続く本作はトム・サヴィーニの特殊メイクでよりパワーアップされた。大型ショッピングセンターを舞台に米国の消費社会を浮き彫りにし、さらにはアクション映画としての価値も見過ごすことはできない作品となっている。 ...続きを見る

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2006/09/25 01:15
「おもいでの夏」
「おもいでの夏」 「アラバマ物語」などの作品で知られる米映画界の名匠、ロバート・マリガン監督が1971年に撮ったノスタルジックな青春ラブ・ロマンス「おもいでの夏」(原題=Summer of‘42、米、105分、ワーナー映画配給)。この映画は、15歳の少年の大人に切り替わろうとする思春期の心情を描くとともに、美しく優しい年上の女性に対する憧れの気持ちをきれいに表現している。また、ロバート・サーティースのカメラは抒情的な雰囲気をかもし出し、さらには、ミシェル・ルグランの切ないメロディーのテーマソングが実に素晴らしい。... ...続きを見る

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2006/09/18 14:16
「シッピング・ニュース」
「シッピング・ニュース」 「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」などの作品で知られるスウェーデン・ストックホルム出身の名匠、ラッセ・ハルストレムが2001年に撮ったヒューマン・ドラマ「シッピング・ニュース」(米、111分、MIRMAX映画配給)。ピュリッツアー賞と全米図書賞を受賞したE・アニー・プルーのベストセラー小説を映画化。いまわしい過去をもった人らを描き、再生への道を示している。同年のゴールデン・グローブ男優賞(ケヴィン・スペイシー)と、音楽賞(クリストファー・ヤング)に... ...続きを見る

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2006/09/10 14:40
「ランド・オブ・プレンティ」
「ランド・オブ・プレンティ」 「パリ・テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られるドイツの巨匠、ヴィム・ヴェンダースが2004年に撮ったヒューマン・ドラマ「ランド・オブ・プレンティ」(米独、124分)。この映画は、ヴェンダースが米国のかかえている問題や病巣を描き、徹底した批判を繰り広げている。ヴェンダースがポリティカルな領域に踏み込んだのは本作が初めて。 ...続きを見る

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2006/08/28 01:47
「欲望」
「欲望」 「情事」や「夜」「太陽はひとりぼっち」など、″愛の不毛″をテーマに作品を撮り続けたイタリアの鬼才、ミケランジェロ・アントニオーニ監督が1966年に発表した″不条理ドラマ″であるアートフィルム「欲望」(原題=BLOWUP、伊英、111分、カルロ・ポンティ製作、カルロ・ディ・パルマ撮影、MGM映画配給)。この映画でアントニオーニは、従来の虚実の間にある錯綜した人間関係からくる断絶・孤独感を描くとともに、新しい試みを提示している。67年カンヌ映画祭のグランプリを受賞した。 ...続きを見る

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2006/08/20 15:43
「スモーク」
「スモーク」 「行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」(鴨長明「方丈記」より)―。 米作家ポール・オースターの短編小説「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」を「ジョイ・ラック・クラブ」(オリヴァー・ストーン製作)などの作品で知られる香港出身のウェイン・ワン監督が映画化した「スモーク」(1995年、米日、ポール・オースター脚本、113分、MIRAMAX・ヘラルド配給)。この映画は、時間を機軸に、絶えずたばこの煙と同様の変... ...続きを見る

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2006/08/14 02:27
「トゥルーマン・ショー」
「トゥルーマン・ショー」 名作「いまを生きる」(1989年、米)などで知られるオーストラリア出身のピーター・ウェアー監督が98年に撮ったヒューマン・ドラマ「トゥルーマン・ショー」(米、103分、パラマウント映画配給)。この映画は、マスコミに翻弄される主人公のトゥルーマン(ジム・キャリー)を通じてメディア社会とは何かを壮大なスケールで描いている。98年のアカデミー監督、脚本(アンドリュー・ニコル)、助演男優賞(エド・ハリス)の3賞にノミネートされた。 ...続きを見る

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2006/08/05 01:23
「ベニスに死す」
「ベニスに死す」 イタリアの巨匠、ルキノ・ヴィスコンティが1971年に独文豪トーマス・マンの小説を映画化した「ベニスに死す」(原題=Death in Venice、伊仏、131分、ワーナー映画配給)。「地獄に堕ちた勇者ども」(69年)や「ルードウイッヒ」(72年)と並んでヴィスコンティ″近代ドイツ3部作″の一作であるこの作品は、文学・音楽・映像が三位一体となり、また独自の芸術論を展開するなど20世紀を代表する奇跡の芸術映画である。この映画で、ヴィスコンティは71年カンヌ映画祭25周年記念特別賞を受賞した。 ...続きを見る

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2006/07/29 15:44
「人生は、時々晴れ」
「人生は、時々晴れ」 「秘密と嘘」で1996年カンヌ映画祭グランプリを受賞した英監督、マイク・リーが2002年に撮ったヒューマン・ドラマ「人生は、時々晴れ」(原題=All or Nothing、英仏、128分)。この映画は、英国ワーキング・クラスの家族を徹底したリアリズムで描き、愛とは、家族の絆(きずな)とは何かを強くうったえている。03年ロンドン批評家協会賞を受賞した。 ...続きを見る

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2006/07/22 00:19
「10ミニッツ・オールダー」
「10ミニッツ・オールダー」 「ミツバチのささやき」や「エル・スール」などの作品で知られるスペインのビクトル・エリセをはじめ、ジャームッシュ、ヴェンダース、ベルトルッチ、ゴダールなど世界の15人の映画作家が時をテーマに上映時間10分の枠でつくられたオムニバス映画「10ミニッツ・オールダー」(2002年、英・独・西など)。この映画は、15人の監督がそれぞれ個性・感性を生かした独自の映像で″競演″を繰り広げている。本作品は「人生のメビウス」(92分)および「イデアの森」(106分)の2本に分かれている。 ...続きを見る

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2006/07/16 01:01
「惑星ソラリス」
「惑星ソラリス」 ロシア(旧ソ連)の映像詩人、アンドレイ・タルコフスキー監督が1972年に撮った哲学的SF映画の傑作「惑星ソラリス」(ソ連、165分、原作=スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」)。この映画は、人類と知的生命体であるソラリスの海とのコンタクトを巧みに描き出し、宇宙とは、人間とは何かを壮大なスケールで表現している。72年のカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した。 ...続きを見る

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2006/07/09 02:23
「シネ・ワン」リポート For Minority
「シネ・ワン」リポート For Minority 2005年11月に開設した映画ブログ「シネマ・ワンダーランド」の総アクセス件数が1万6千件を超えていることが1日、NEC・ウェブリブログ事務局のまとめで分かった。同事務局のまとめによると、内訳(6月30日現在)はトップ・月別・テーマ別ページ合計5595件、記事ページ合計10976件で、総件数は16571件。記事ページアクセス件数の上位は次の通り。 ...続きを見る

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2006/07/01 02:14
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」 「奇跡の海」(96年)や「ドッグヴィル」(03年)などの作品で知られるデンマーク出身の映画監督、ラース・フォン・トリアーが2000年に撮った異色ミュージカル映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(デンマーク、140分、脚本=L.V.トリアー、音楽=ビョーク)。この映画は悲劇のヒロイン、ビョークを通して様々な問題を提示している。また、バイプレイヤーとして往年の大女優、カトリーヌ・ドヌーヴが出演し話題を集めた。本作は00年のカンヌ映画祭で、グランプリと主演女優賞を受賞している。 ...続きを見る

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2006/06/24 15:30
「蝋人形の館」
「蝋人形の館」 2005年10月に劇場公開されたホラー映画「蝋人形の館」(原題=House of Wax、05年、米、ジャウム・コレット・セラ監督、ワーナー映画配給)。この映画は、二度目のリメイク作品だが、まるで「ポルター・ガイスト」(82年)や「スペース・バンパイア」(85年)などで知られるトビー・フーバー監督のとてもまともには正視することのできないトビー・パワーが炸裂したような伝説的スプラッター・ホラー「悪魔のいけにえ」(74年、米)をベースにしたような感じのする映画だ。 ...続きを見る

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2006/06/17 00:42
「イン・ハー・シューズ」
「イン・ハー・シューズ」 キャメロン・ディアス主演のヒューマン・ドラマ「イン・ハー・シューズ」(2005年、米、カーティス・ハンソン監督、20世紀フォックス配給)。ディアス主演の作品といえば、あの愛すべきおバカ映画「メリーに首ったけ」(98年)をイメージしてしまう。しかし、本作は大した事件も起こらず、淡々と家族の愛や絆(きずな)などを描いたシリアスなもので、邦画に例えれば″小津安二郎的″作品なのだ。本作に出演した往年の名女優、シャーリー・マクレーンは05年のゴールデン・グローブで助演女優賞にノミネートされた。 ...続きを見る

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2006/06/10 23:17
「ドミノ」
「ドミノ」 「トップガン」などで知られる米国アクション映画界の鬼才、トニー・スコットが実在の女性バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)であるドミノ・ハーヴェイをモデルにして撮ったスタイリッシュ・アクションムービー「ドミノ」(2005年、米、127分、ユニバーサル映画配給)。この映画の中で、トニー・スコットはさまざまな映像技法を試みているが、必ずしもそれが成功しているとはいえない。ただ脇に往年のスター、ミッキー・ロークや、ジャクリーン・ビセット、クリストファー・ウオーケンなどの役者で固めているなど、キャスティングの... ...続きを見る

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2006/06/03 03:56
「パンチドランク・ラブ」
「パンチドランク・ラブ」 米国新進気鋭の若手映画監督、ポール・トーマス・アンダーソンが2002年に撮ったアダム・サンドラー主演の風変わりなラブ・ストーリー「パンチドランク・ラブ」(米、コロンビア映画配給、95分)。この作品は、文字通りパンチの効いたラブ・コメディーで、観客を笑わせ、大いに楽しませてくれる。また、象徴的手法もあざやかだ。同年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞している。 ...続きを見る

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2006/05/27 01:19
「ラスト・ワルツ」
「ラスト・ワルツ」 名作「タクシードライバー」(1976年)や「アビエイター」(2004年)などの作品で知られる米国の名匠、マーティン・スコセッシ監督が1978年に撮ったドキュメンタリー映画「ラスト・ワルツ」(米、116分、ワーナー映画配給)。この映画は米国で16年間、コンサート活動を続けてきたロック・グループ「ザ・バンド」が解散するにあたり、サンフランシスコでファイナル・コンサートを開いた模様を、インタビューを交えながら追っている。同コンサートには、ボブ・ディランやエリック・クラプトン、元ビートルズ・メンバーのリ... ...続きを見る

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2006/05/20 00:23
「ガントレット」
アクション映画の王道をいく刑事ものの作品、クリント・イーストウッド監督・主演の「ガントレット」(1977年、米、115分、ワーナー映画配給)。血わき肉おどるストーリー性もさることながら、アクション映画としての見せ場を5カ所も用意しており、「ダイ・ハード」(88年、米)と同様、アクション映画史に残る不朽の名作であることに間違いない。イーストウッド映画のなかでは個人的に最も好きな作品だ。 ...続きを見る

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2006/05/13 01:51
「バッファロー’66」
偉大なるナルシスト、ヴィンセント・ギャロ監督・主演の自伝的な青春映画「バッファロー’66」(1998年、米、118分)。最悪の俺に、とびきりの天使がやってきた…のキャッチ・コピーが示すように、どん底の人間に一条の光がさす、といった青春の失意と希望を表現する、かなり通俗的で陳腐な側面があることは否めないが、一種、稀有(けう)な作品に昇華している点は見過ごすことができない。 ...続きを見る

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2006/05/06 14:46
「バタフライ・エフェクト」
小さな蝶が地球の裏側で台風を引き起こすこともありえる、という「カオス理論」に基づいたサスペンス映画「バタフライ・エフェクト」(2004年、米、エリック・ブレス&J・マッキー・グルーバー監督、114分)。この映画は、主人公が計10回も過去にさかのぼり、未来を変えるという、まるで米TVドラマ「トゥルー・コーリング」を見ているようだ。そして、キリスト教文化圏における人間と神との関係を考えさせられてしまうのだ。 ...続きを見る

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2006/04/29 06:52
「きみに読む物語」
米国作家、ニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化した「きみに読む物語」(原題=The Notebook、2004年、米、ニック・カサヴェテス監督)。この映画は一人の女性を一生愛し続けた、不変の男女の愛を描いたものであるとともに、さらには人間にとっての自由とは何かについて訴えている。若者二人と、老夫妻のコントラストもさることながら、ジーナ・ローランズとジェームズ・ガーナーの重厚な演技が光っている。 ...続きを見る

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2006/04/21 00:43
「ウッドストック」
米国全土から3日間で40万人の若者が集まり開かれた伝説的ロックコンサートのドキュメンタリー映画「ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間」(1970年、米、マイケル・ウォドレー監督、マーティン・スコッセッシ助監督、ワーナー映画配給)。音楽の力を核として40万人の若者は一体となり、ベトナム戦争下、平和を謳歌し、生きていることのたしかさを確認し合った。この映画は70年オスカーの長編ドキュメンタリー賞を受賞している。 ...続きを見る

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2006/04/13 23:39
「オペラ座の怪人」
世界中で公開されたミュージカルを映画化した「オペラ座の怪人」(2004年、米・英、ジョエル・シューマカー監督、ワーナー映画配給)。この映画は映像として、まるでルキノ・ヴィスコンティ監督の「ルートヴィヒ」(1972年、伊・西独・仏)や「イノセント」(75年、伊)に匹敵する貴族趣味のような雰囲気が横溢(おういつ)し、絢爛豪華で重厚な作品となっている。2004年オスカーの美術・歌曲・撮影賞にノミネートされた。 ...続きを見る

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2006/04/06 21:00
「ベルリン・天使の詩」
ドイツの巨匠、ヴィム・ヴェンダースが1987年に撮ったアート系映画「ベルリン・天使の詩」(原題=「ベルリンの空」、西独・仏、128分、フランス映画社配給)。この映画は天使が人間の女性に恋するというファンタジー・ストーリーだが、20年近く経過した今日でもその詩的・幻想的で、時代のメタファー(暗喩)としての作品の光沢は色あせていない。87年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞している。 ...続きを見る

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2006/03/31 01:03
「カイロの紫のバラ」
米国映画界の才人、ウッディ・アレンが1985年に撮ったファンタージー・コメディー「カイロの紫のバラ」(原題=The Purple Rose of Cairo、米、82分、ワーナー映画配給)。この映画は銀幕のスターがスクリーンから抜け出す、形式的にはバスター・キートンの「探偵学入門」(1924年、米)を踏襲しており、内容的には現実生活に虐(しいた)げられたヒロインが銀幕のスターと恋に落ちるという微笑(ほほえ)ましくかつ心温まる作品だ。85年のゴールデン・グローブやNY批評家協会などの脚本賞を受賞し... ...続きを見る

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2006/03/23 21:08
「俺たちに明日はない」
アメリカン・ニューシネマの傑作「俺たちに明日はない(原題=ボニー&クライド)」(1967年、米、アーサー・ペン監督)。実話に基づき男女の銀行強盗を描いたこの映画は、40年近く経過した今日でも見るものの心をとらえて離さない。米ニューシネマの第一号として記念碑的な作品となった。物語は不況におそわれた1930年代の米国を舞台に、自動車泥棒のクライド・バロウ(ウォーレン・ビーテイ)と、ウエイトレスのボニー・パーカー(フェイ・ダナウェイ)が同女自宅前で知り合うところから始まる。二人は次々と銀行強盗を重ねて... ...続きを見る

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2006/03/16 21:24
「ダイ・ハード」
ブルース・ウィリス主演、アクション映画の巨編「ダイ・ハード」(1988年、米、130分、20世紀フォックス配給)。この作品は世界中で大ヒットし、また「巻き込まれ型」スペクタクルとして、その後のアクション映画に多大な影響を及ぼした。監督は「レッド・オクトーバーを追え!」(90年)、「プレデター」(87年)などのジョン・マクティアナン。 ...続きを見る

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2006/03/09 01:25
「トップガン」
「マイ・ボディガード」「ザ・ファン」「スパイ・ゲーム」「エネミー・オブ・アメリカ」「ドミノ」などの監督として知られる米国アクション映画界の鬼才、トニー・スコットが1986年に撮ったスカイ・アクションムービー「トップガン」(米、110分、パラマウント映画配給)。この映画は、インパクトのあるアクション映画であるとともにある種,音楽映画としての価値を見過ごすことはできない。同年のアカデミー主題歌賞を受賞している。 ...続きを見る

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2006/02/28 00:52
「ブレードランナー」
「エイリアン」や「キングダム・オブ・ヘブン」などで知られるアクション映画の巨匠、英国人リドリー・スコット監督が1982年に撮った米国作家フィリップ・K・ディック原作の近未来SF映画「ブレードランナー」(米・香港、117分、ワーナー映画配給)。この映画はディックの思想性もさることながら、脚色や美術など素晴らしい映画的解釈を施しており、まれに見るポリシーをもったSF映画の傑作だ。同映画の劇場公開時にはさほどヒットしなかったが、ビデオ化されてから、カルトムービーとして人気を獲得しており、S.キューブリ... ...続きを見る

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2006/02/19 17:30
「シンドラーのリスト」
全編にあふれる人間愛に涙がこぼれて仕方がなかったー。今年のアカデミー7部門を受賞した米映画「シンドラーのリスト」(スティーヴン・スピルバーグ監督作品)。奈良市角振町の映画館「シネマ・デプト友楽」では連日、大勢の観客が詰めかけている。同映画館は4月末まで予定していた上映期間を5月末までに延長する方針を決定。また奈良県内の書店では、原作の文庫本が飛ぶように売れるなど、″シンドラー・ブーム″が巻き起こっている。 ...続きを見る

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2006/02/12 00:43
「シカゴ」
名作ミュージカル映画「キャバレー」(1972年)や「レニー・ブルース」(74年)、「オール・ザット・ジャズ」(79年)などで知られるボブ・フォッシー監督のブロードウェイ舞台劇を映画化した「シカゴ」(2002年、米、ロブ・マーシャル監督作品)。この映画は、ミュージカルの楽しさや醍醐味を十分、満喫することができる作品に仕上がっている。同年のアカデミー賞で作品、助演女優賞など計6部門を受賞した。 ...続きを見る

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2006/02/05 17:13
Shall we Dance?
リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス主演の「Shall we Dance?」(2004年、米、ピーター・チェルソム監督)。この映画は周防正行監督の「Shall We ダンス?」(1996年、日本)のリメイクだが、元作よりはるかに上回っており、理屈抜きで十分楽しめる作品だ。物語は米国シカゴ在住で、遺言書作成を専門とする弁護士、ジョン・クラーク(リチャード・ギア)が何不自由することなく、妻ビヴァリー(スーザン・サランドン)と二人の子どもとの幸せな4人家族の暮らしを送っていた。しかし、日常生活にある... ...続きを見る

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2006/01/27 22:28
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」
「コーヒー&シガレッツ」などで知られる米国のジム・ジャームッシュ監督が1984年に撮った実質的な第一回長編映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(米・西独、90分、フランス映画社配給)。この映画は、まるで何かを期待して、結局何も起こらないサミュエル・ベケットの不条理劇「ゴドーを待ちながら」のような内容だ。同年にカンヌ国際映画祭の新人監督賞を受賞した。 ...続きを見る

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2006/01/20 03:41
「さよなら、さよならハリウッド」
「アニー・ホール」「ハンナとその姉妹」で二度オスカーを受賞した米国映画界の奇才、ウッディ・アレン監督が2002年に撮ったコメディー「さよなら、さよならハリウッド(原題・ハリウッド・エンディング)」。映画製作の現場を中心に描き、ハリウッド映画への批判を展開。同年のカンヌ国際映画祭でオープニングを飾った。物語はオスカーを2度受賞し、実績のある映画監督ヴァル(W.アレン)が最近、落ち目となっていたが、プロデューサーで元妻のエリー(ティア・レオーニ)から、ハリウッド型話題作の仕事を引き受けることになる。... ...続きを見る

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2006/01/13 02:02
「スウィート・ノベンバー」
キアヌ・リーヴス、シャーリーズ・セロン主演のラヴ・ロマンス「スウィート・ノベンバー」(2001年、米国、120分、ワーナー映画配給)。この作品は、フランスの作家、サルトルとヴォーヴォワールなどの″契約結婚″ならぬ″契約恋愛″を題材にしたラブ・ストーリーだ。監督は、「秘密の絆」(1997年、米国)などを撮ったパット・オコナー。 ...続きを見る

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2006/01/06 16:39
「ゼイリブ」
B級ホラー映画の帝王、ジョン・カーペンター監督が1988年に撮ったSFホラー・アクションムービー「ゼイリブ」(米国、96分、東宝東和配給)。同映画は、カーペンター作品のなかで最高傑作だ。物語は失業中のネイダ(ロディ・パイパー)が、ロサンゼルスの工事現場で、仕事を見つける。同現場で、黒人の作業員、フランク(キース・デイヴィッド)と親しくなる。フランクの紹介で、ネイダは教会の運営するテントで、寝起きするようになる。しかし、ネイダはその教会で、地球侵略をもくろむエイリアンたちを認識できるサングラスを発... ...続きを見る

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2005/12/31 03:08
「ミリオンダラー・ベイビー」
クリント・イーストウッド監督・出演のヒューマン・ドラマ「ミリオンダラー・ベイビー」(2004年、米国、133分)。この映画は、彼のこれまでの作品とは異なり、内容的にかなりの深化を見せた。05年アカデミー賞の作品、監督、主演女優、助演男優の4部門を受賞。物語は老トレーナー、フランキー(C.イーストウッド)がロサンゼルスで経営するボクシング・ジムに、これまで不遇の生活を余儀なくされた31歳の女性、マギー(ヒラリー・スワンク)が弟子入りのため現れる。しかし、フランキーは女性ボクサーに対して否定的な考え... ...続きを見る

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2005/12/23 02:44
「パリ、テキサス」
ドイツのヴィム・ヴェンダース監督が、1984年に撮った「パリ、テキサス」(西独・仏、ヒューマン・ドラマ、146分)。この作品では、アメリカにおける家庭の崩壊およびその再生や、愛の復活などを訴えている。同年のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した。物語は、乾いたテキサスの荒野をさまようトラヴィス(ハリー・ディーン・スタントン)のシーンから始まる。彼は4年前、妻ジェーン(ナスターシャ・キンスキー)と息子ハンター(ハンター・カーソン)を捨てて失踪した。ほぼ記憶喪失の状態にあった彼は、やがて行き倒れとなり... ...続きを見る

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2005/12/19 23:10
「宇宙戦争」
スティーヴン・スピルバーグ監督が撮ったSF映画「宇宙戦争」(2005年、米国)。この映画は、単にSFの領域にとどまらず、観客に対して様々なメッセージを投げかけている。物語は米国東部に住む労働者階級のトム・クルーズが、仕事の帰りに天空の異変に気づく。それは稲光のようなものが地上に達し、大地が揺れ、亀裂が走る。事態は拡大化し、トムの町の住民らはパニック状態に陥る。トムは別れた妻との間にもうけた息子と娘の二人の子どもを何とか妻の実家に送り届けようと躍起になり、懸命に努力する。実家に向かう途中、超常現象... ...続きを見る

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2005/12/14 02:29
「オータム・イン・ニューヨーク」
リチャード・ギア、ウィノナ・ライダー主演のラブ・ロマンス「オータム・イン・ニューヨーク」(2000年、米国)。同作品は舞台となるニューヨークの秋・冬景色などを織り込みながら、センスのいい映画に仕上がっている。監督は、中国出身の女性、ジョアン・チェン。物語は有名レストランのオーナーであるリチャード・ギアが、自身のレストランで開かれていたパーティーで、昔つきあっていた女性の娘、ウィノナ・ライダーと知り合う。二人の交際が始まってから、ウィノナが不治の病である心臓病が持病であることをギアは知る。これまで... ...続きを見る

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2005/12/11 03:46
「小説家を見つけたら」
 この映画(2000年)は米国・公立高校の銃乱射事件を実験的な手法で映画化した「エレファント」(2003年)の監督、ガス・ヴァン・サントによる第7回監督作品。謎を秘めた小説家と、16歳の高校生の少年との心温まる交情を描いた傑作ヒューマン・ドラマだ。物語は、1970年代ニューヨーク・ブロンクスを背景に、学業優秀で有能なバスケットボール選手である黒人の公立男子高校生、ジャマール・ウオレス(ロブ・ブラウン)が学校近くのアパートに住む、謎の老人と知り合う。実は老人は、40年前にピュリツアー賞を受賞し、隠... ...続きを見る

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2005/12/05 02:23
「ダイ・ハード3」
世界一運の悪いやつが帰ってきたー。シリーズ第三作の舞台はニューヨーク。例によってマックレーン刑事(ブルース・ウィリス)がトラブルに直面する。今回は爆弾魔と対決するストーリーだ。監督は第一作を演出したジョン・マクティアナン。アクション映画のシリーズものといえば、「ダーティ・ハリー」や「ロッキー」など数多い。しかし、回数を重ねるごとにボルテージが下がっていく感じは否めない。「ダイ・ハード3」では、ますますパワーアップしているようだ。 ...続きを見る

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2005/11/28 00:18
「フォレスト・ガンプ一期一会」
この映画は、1950年代から80年代のアメリカ現代史を駆けぬけた男のドラマを不思議な優しさ漂わせながら描いた作品だ。今年のアカデミー賞6部門を受賞した。監督は「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。「人生はチョコレートの箱のようなもの。ふたを開けてみなければ中身は分からない」などと、母親から愛と人生を教えられながら育ったフォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)。彼はIQが75と人並み以下だが、生来の俊足を生かし、アメリカン・フットボール全米代表に選ばれたり、ベトナム戦争でジャングル... ...続きを見る

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2005/11/27 06:31
「パルプ・フィクション」
斬新(ざんしん)な手法、すさまじいほどの暴力描写などで賛否両論を巻き起こした「レザボア・ドッグス」(1992年)を撮った新進気鋭の米映画監督、クエンティン・タランティーノの第二回監督作品。94年のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した。「パルプ」とは、1930年代に米国で流行した低級犯罪小説の意味。三文雑誌に出てくるような三つの話が交錯し、ラストで物語は見事に冒頭のシーンへと組みこまれていく。第一話はマフィアの親分から、その妻のお供を命じられたギャング(ジョン・トラボルタ)が、レストラン・クラブで... ...続きを見る

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2005/11/23 17:32
「世界中がアイ・ラヴ・ユー」
ウッディ・アレン監督初のミュージカル映画「世界中がアイ・ラヴ・ユー」(1996年、米、原題・「誰もが愛している、と言う」)。概略的にいって、この映画はアレン映画の集大成であるといえる。物語はアレンと元妻(ゴールデン・ホーン)と、その家族の経緯を綴(つづ)った内容だ。まず、その語り口がアレンの大きく影響を受けたイタリア映画監督、フェデリコ・フェリーニの「アマルコルド」を意識している。そして、アレン映画の初期特有のスラプスティック(ドタバタ)・コメディーの要素をふんだんに取り入れている。 ...続きを見る

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2005/11/21 00:41
「ノッティングヒルの恋人」
ロマンティック・コメディー「ノッティングヒルの恋人」(1999年、英、ロジャー・ミッシェル監督)を見た。ストーリーは英国・ノッティングヒルで、旅行関係の書籍を売る小規模な書店員(ヒュー・グラント)が、同地におしのびで訪れた米国大物女優(ジュリア・ロバーツ)と偶然知り合い、結ばれるといった内容。庶民と雲の上の人との恋愛、何となく「ローマの休日」を思い出す。この映画は、特に音楽のセンスがよく、エルビス・コステロの「She」や、アル・グリーンの「How Can You Mend a Broken He... ...続きを見る

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2005/11/20 02:49
「奇跡の海」と「処女の泉」
現在、世界の注目すべき映画作家の一人は、デンマークのラース・フォン・トリアーであろう。彼は「奇跡の海」(1996年)で、その非凡な才能を世界に提示した。その後、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000年)で、ミュージカルというものの概念を根本から覆した、その功績は顕著である。また、「ドッグヴィル」(03年)では、上記2作と同様、悲劇に陥る女性を巧みに描き、さらには形式的に実験的な手法を用いて観客を驚かせた。デンマークの「ドグマ」運動の主宰者であり、フランス・ヌーヴェルヴァーグに匹敵するような新し... ...続きを見る

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2005/11/12 00:57

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